中国の西安で行われたPP’2018に参加して、ポスター発表と調査を行ってきました。本会議は世界中からポリマーの物性評価を得意とする研究者が集い、連日熱い議論を行う隔年の国際学会です。第13回目の本会は、University of Tokyo(日本)、University of Akron(アメリカ)、Max-Planck Institute (ドイツ)、中国科学院化学研究所(中国)の、4研究機関の共同開催で行われました。自身の研究テーマである、新規複合ゲル微粒子に関して、評価・機能発現の観点から多くの意見を頂くことができ、今後、研究を発展させる上で大変有意な議論を行えました。世界のトップレベルの研究者に交じり、数日間議論を交わした経験は表しがたいほど刺激的で、思い出に残る数日間となりました。このような恵まれた研究環境で活動させて頂いていることに改めて感謝し、今回の会議を通じて得た経験を、実験結果などを通じて、社会にも還元できるよう精進していく所存です。写真は中部大学の澤本光男先生、東京大学の柴山充弘先生、コロンビア大学のSanat K Kumar先生と懇親会にて。

（渡邊）

[ポスター発表(英語)]

〇Takumi Watanabe, 他

「Amphiphilic Raspberry-shaped Composite Microgels」