福岡県の北九州国際会議場・西日本総合展示場にて開催された、第28回日本MRS年次大会にD3松井が参加し、2件の口頭発表を行いました。本学会は、先進材料の創出に向けた研究を対象とした分野横断型の学会です。高分子やカーボン材料、燃料電池用材料など様々な分野の専門家が集結し、専門分野のみの学会とは一味違う学際的な雰囲気の中で開催されました。中でも私たちも扱っている柔らかい材料「ソフトマター」に関連するセッションがとても充実しており、未来を担う先端材料としての注目度の高さを実感しました。私は、「機能性ソフトマテリアルとしての高分子ゲル」のセッションと、鈴木先生がオーガナイザーを務める「先導的スマートインターフェースの確立」のセッションにて、それぞれ発表の機会を頂きました。初日の発表後、セッション内の懇親会にも参加させていただき、先生方との交流を深めながら、学会会場での議論の続きも自然と行われるような活気のある会でした。残りの学生生活も挑戦し続け、先導した研究を展開できるよう精進したいという思いに駆られる印象深い学会となりました。

松井

[口頭発表]

〇松井ら

“Dynamic Protein Adsorption and Uptake to Hydrogel Microspheres Monitored by High-Speed AFM”

〇松井ら

“Stimuli-Induced Morphological Changes in Hydrogel Microspheres Revealed by High-Speed AFM”